tiisanakonomi2005-10-25

彼女は友達つくりが苦手だった
友達が欲しい気はするが
必要なのかどうかわからない。
面倒くさいこともたくさん発生することは
簡単に予想がついた。

そして、
何より彼女の友達つくりに障害になっているものは
「プライドの高さ」だった。

「私から話しかけること無いよね」
「向こうが言ってきたら 一緒にやってもいいけど」

そう、
自分の本心を覆い隠して彼女自身に分からなくさせていたものは
プライドの高さ。

特別に優れたところがあるわけでもないのに
たまたま テストの点が良かったり
たまたま 練習もしなくて物事が上達していたり
「私は皆と違うのよ」

そんな気持ちがいつもふつふつと心に漂っていました。

何が違うって言うのだろう。。。

少女にだって分かっちゃいないんです。

ただ、
皆とうまくやれない理由を
「私は皆と違うから」そうしておきたかったのでしょう。

一人でも別に何も悲しくないし
寂しくもないし

好きなことなんでも出来るし
一人の時間に没頭できるほうがよっぽど楽しいし有意義だよ

皆とうまくやる努力なんて
少しもいらないよ

努力してだめだったら
もうどうしようもないじゃん・・・

一人でいたほうがいいよ・・・

だんだん 階段を下りていちゃったのね。。。
自分で選んで階段を下りていってしまったのね…