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末期がんの人が入院しました。
もうお家に帰ることは出来ないらしいです

お家にいても
横になっているだけなんです。
痛いとか苦しいだけならまだ我慢出来るみたいなんだけど
血液の循環自体が難しくなっているらしくって
(良く分からないんだけど…）
病院での管理が必要らしいのです。

奥さんは居るけど
奥さんもどう向かい合えば良いのか分からないみたいなの

わざわざ遠くの親戚に連絡して
お見舞いに来てもらったり…
日ごろはそんなにお付き合いしていない人たちなのよ。。。

わざわざ呼ぶ理由は
「だって、こんなに苦しんでいるんだもの　かわいそうじゃない」ですって。

でも、
日ごろのお付き合いの無い方々に
ただ親戚だからって
車で5時間ぐらいかかる所を来てもらう！？？

本人たちが本当に会いたいならともかく
なんだか違う気がしてしょうがない。

本人が会いたい人はもっと他に居るんじゃないかなぁ
実の子供だとか
実の孫だとか
もっと身近で
物理的にも距離が近い人たち

なのに、
心が遠いのかねぇ。。。

死が近いことは本人も分かって居るらしい

一体何を考えて何をしたがっているのだろうか

ある人は
その病人さんと兄弟なのに　お見舞いにも行かない
その理由は
｢苦しんでいる人をみるのはいやだ」ですって。

それって、
自分が嫌なんでしょ！？
相手の気持ちは！？？

会いにいかなくって
本当に後悔しない！？

でも、そう言う気持ちの人とは
会わないほうが病人さんのためでもあるのかもしれません

病気で死ぬことは
かわいそうなだけではないと思う
色々なことが　見つけられるチャンス。

人間関係の事も
本当の繋がりが見つかるチャンスかもしれません。

肉体の苦痛は確かにつらいだろうけど
それと引き換えに手に入れられる物もある気がします

どうぞ、穏やかな心で過ごしていただけたらと願います。