tiisanakonomi2008-09-10

親の考えや行動にいちいちびくびくしていた。
自分の行動はすべて親の許可がなければ出来なかった。
一番単純な「トイレに行きたい」という行動さえ
親を探して
「トイレに行ってくる」と
伝えてからでないと行けれなかった。

どこかへ出かけるのも
「何処へ誰と行く、何時には帰ってきます」と伝え
そのとおりにしないと
罪悪感が付きまとった。
特に帰宅の時間を守れないと
とたんに自分はとてつもなく大きな罪を犯したかのように
小さな小さな存在になってしまう。
急いで家に帰っても
玄関の前ではいるのを躊躇し
入るのが遅れることでさらに時間が遅くなることに気付き愕然とする。
親を探して
「ごめんなさい」と叫び
後は親の言うことは何でも聞きますと言わんばかりに自分に出来る限りの仕事をこなした。

その時の恐怖が…
その癖が…
今でも抜けない…