tiisanakonomi2007-09-02

昨夜ある方のお祝いの会があり
私も若干の関係者のため出席させていただきました。

その席で
結構苦手に思っている方と同席しました。

その人は
私と同い年の子供を持つ
私と同じ年の女性
しかし、ママ友と呼べるような関係は作れずじまいです。

私は彼女のことを高校時代から知っています。
高校時代の彼女は
今でもそうですが、とても顔立ちが美しく
スタイルが抜群で
派手なタイプ
しかし、どちらかといえば不良グループ
いや、はっきり言って不良グループでした。
しかも、リーダー的存在。
高校在学中に妊娠の悩みを抱えてしまったりしていました
(そんなことは決して口に出したりは出来ませんが…)

私は不良という存在には非常に抵抗を感じる女子でした
自分だって大して品行方正ではないのに
彼女たちの行動を冷めた目で見ては
「私はあんな風にはならないわ」なんて、
思っていました。
そう、ぐれるという事に
自分の一番のテーマとして掲げていた
”自立”と、正反対のものを感じていたのです。
やりたい放題なのに、
責任感がない。
権利は主張するのに
義務は果たしていない
自分は親の経済に頼っていることをまるっきり理解していない
そんな風に思っていました
今思えば
本当に彼女たちがそうだったのかは
定かではないのですが(笑)


そんな過去の彼女を引きずっているのは私のほうです。

彼女は今はバツ一で
実家に戻り
仕事もとてもがんばっています
お子さんも引き取り
ご自分で育てています。

「やっぱり離婚しちゃったんだ
自立しないで 親元に帰っちゃったんだね。。。。」
意地悪くそんなこと思ったりしてしまいます。

実際の彼女は、
とてもがんばりやさんで
いろいろあったであろう過去も乗り越え
明るく 
彼女の周りにはとても多くの人が集まっています。

今の彼女しか知らない人たちは
とても楽しそうに関係を作り上げていきます。

私は昔の彼女を今でも見てしまっているのでしょうね

とても素敵な成長を遂げていると思われるのに
ひるんでしまって
壁を作っています。

本当の彼女が見られる日は
私に訪れるのでしょうか。

先入観って
なかなか拭いきれないものです。