今 身近に死期の迫った人がいます。
末期がんです。

その人は年は70ぐらいで男性
子供達も育て上げ
親も見送りました。
仕事も定年まで勤め上げ
余生を送っていたと言ってもいい感じの人です。

でも、余生ってなんなんでしょうねぇ
よく言われるけど
何をもって余生なんでしょうね。。。

その人の心残りは
結婚していない息子です

でも、
結婚するしないは本人の問題なので
親がああしろこうしろと指示しても出来るものじゃないし
結婚したから幸せになるかと言えば
そう言うものでもない

心を残したとしても
どうしようもないことだと思える。

それにこだわっちゃ駄目だと思う。

旅立ちを目前にして
どういう心持なのかしら。。。
やはりこちらに残るものの事が気になって仕方ないのかな!??

人は其々の人生を其々が責任持っていくしかないんです

子供を結婚させてやりたかったと思ってしまう
思ってしまうまでの過程が重要だったことに
最後の最期に気付くのでしょうか

そう言う想いを抱えることになった様々な選択
その一つ一つの選択こそが 生きる意味。

そして、
最後に出来る選択は 
すべてを其々にゆだね 
手放すことではないかと思う

彼が穏やかに旅立ちのときを迎えられるように
心から祈ります。