tiisanakonomi2005-08-19

夜回り先生の卒業証書―冬来たりなば春遠からじ

夜回り先生の卒業証書―冬来たりなば春遠からじ

借りて読んでみました。
前に一度テレビで見たことがあったのですが
子供を持つ親として
本当に苦しくなりました。
本を読んでいてもやはり
苦しくなりました。
実際自分は何も出来ないだろうと思います。
悩み見苦しむ子供の
そばに行くこともためらうかもしれません。

「何も言葉は要らないから
傍に居てあげてください」と
水谷先生はおっしゃっています。
とても、
重い一言です。

私もかつては
自殺願望を持ち
登校拒否もし
いじめにも会いました。

今にして思えば
自分の心が作り出した難病にかかり
お医者様に通ったことがあります。
とにかく胸から背中に抜ける痛みがあり
背中の一部が
湿布薬がすぐにカラカラに乾くほどの熱を持っているのに
原因は分からないんです。

私の親は
学校の中まで車で乗りつけ
登校させたこともあります。

その頃 気付いたことが
同じ出来事でも
自分の気の持ちよう一つで
変わるということです。

周りが変わることはないんです。
じぶんの”気持ちを”変えるのです。
登校拒否は
ある意味自分だけの時間を作ることにもなります。
たっぷりd(^-^)ネ!

「何で学校行きたくないの??」
「あの子に会うのが嫌なの??」
「体育出来ないから嫌なの??」

色々自問自答していくと
特に嫌なことって分からなくなるんです。
すべての事柄に対処できている自分がいるんです。

自分をいじめる人間にさえ
わざわざ接触するんです
「私はあなたを怖いと思わないわ!!」って

でも、
最終的に私を救ってくれたのは
私に対しての先入観のない転校生でした。

その転校生のお陰で
普通の生活の感覚が戻り
私が だんだん安定して来ました

そうしたら
ずっとだまって見てきた昔の友達から
止まっていた交換日記が回ってきたんです。

「○○に言われて 半端にしてきたけど
ずっと見てきても○○の言うような子じゃないって分かったから」って
書いてくれていました。
すごく嬉しかったです。

見ていてくれる人はいるんだなぁって思いました。
自分が自分らしく いようと努力することは
とても重要だと思いました。

その友達は
ずっと傍に居てくれたんだと思います。
○○の言うことを鵜呑みにしないで
きっと色々言ったであろう○○の言葉を
自分の考えで検証していってくれたんだと思います

あぁ、
何が言いたいのかわからなくなっちゃいました(^^;;

でも
ちょっと昔の自分思い出しました。
私を救ってくれた
友達や家族のように
私も誰かを少しでも助けることが出来たらいいのにと思います。